失われた企画4

とある企画マンの話です。

某有名企画マンがメインで関わっているゲーム会社に
その企画マンは勤めていました。
主に某有名企画マンがメインで企画を立ち上げ、
他の企画マンがその企画をサポートするという形。
しかしその会社では他の企画マンが企画書を書いても見てもらえず、
「そんなのいいから○○さんのサポートをしろ」と注意を受けます。
その企画マンの人も書いた企画は全く見てもらえなかったそうです。
結局その企画マンは退社しました。

これはもう「運」がないとしかいいようがない状態です。
入社したときにはそのようなことは想像できなかったでしょう。
私はその某有名企画マンのことは詳しく知りませんし、好きでも嫌いでもないですが、
某有名企画マンが企画したゲームは製品化されるのが疑問におもえる内容。
個人のネームバリューという「売り」があるからこその製品化なんでしょうね。
会社の方針とはいえ、なんかもやもやした納得できない感じです。

この話に限らず、「運」によって翻弄された企画はたくさんあると想像できます。
企画をジャッジする人が理解できないジャンルのため没になった企画。
保留されたまま会社が傾いて実現できなかった企画。
社長の好みじゃなかったので没になった企画。
他社では製品化できそうな企画でも、
勤めている会社では諸事情で製品化できない企画。
などなど。

「運」の話はまたどこかで書きたいとおもっています。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こういった運も含めた様々な関門をくぐり抜けた末、
ほんの一握りの企画が製品化されます。
皆さんが店頭や雑誌で見るゲームよりはるかに多い数の企画が、
埋もれたり消えたりしていっているのです。

没になった企画は理由はどうあれ、
そこにはいろいろなキャラクター、ストーリー、システム、アイディア、演出が
あったはずです。
もしそういう企画が世に出ていたら。
そこからメディアミックスが発生していたら。
世の中もっともっとおもしろいもので溢れていたかもしれません。

おわり

この記事にコメントする

Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project. ログイン